最近、小中高生に増えている症状に「起立性調節障害(きりつせいちょうせつしょうがい)」があります。
朝起きられない、頭痛が頻繁に起こる、学校に行けないなどの症状でお困りの方が多く、保護者の方からのご相談も増えています。
フジタ式首コリ整体では、首コリやストレートネック、不良姿勢による血流障害が症状に関係しているのではないかと考え、施術に取り組んでいます。
今回は、実際に通っていただいている中学生・高校生のお二人の症例をご紹介しながら、首コリや猫背との関係についてお話しします。
起立性調節障害とは?
起立性調節障害(きりつせいちょうせつしょうがい)は、立ち上がったときに血流がうまく調整できず、頭痛・めまい・立ちくらみなどを起こす症状群です。
小児科でよく見られ、一般に良性(命に関わるような重い病気ではない)とされていますが、朝起きられない・頭痛・めまいなどで日常生活に支障をきたすこともあります。
医学的にも原因は十分に明らかにされていませんが、適切な治療やサポートを受けることで、多くの場合は改善が期待できます。
【症例1】中学生Aさんの場合
主な症状
- 朝起きられない
- 頭痛が頻繁に起こる
- サッカーができない
- 学校で集中できない
- イライラする
フジタ式首コリ整体の注目ポイント
- 強い猫背があり、首コリと猫背が重なると「頭に熱感がこもる」状態になる
→ (首コリが血流を妨げ、頭痛や頭部の熱感の原因になっていると考えられる) - 胸や脇の施術はこそばゆさ・痛みで難しいが、目的(サッカー)を伝えることで協力的に
→ (中学生は施術に抵抗感が出やすいため、目標や理由を伝えることが施術の成功ポイント) - アイシングを取り入れることで頭痛がほとんど消失
→ (後頭部のアイシングは、首コリによる頭痛軽減に効果的な家庭でのケア例)
アプローチ内容
- 胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)のコリをほぐす
- 首まわりのコリを少しずつ緩める
- ご家庭では「後頭部のアイシング」を指導
経過
現在は4時間目からしか学校に行けない状態ですが、5回の施術で頭痛は劇的に減少。
まだ朝は起きられないものの、ご家庭での会話が増えたと親御さんから喜ばれています。
今月の目標は、2時間目や3時間目から登校できるようになることです。
【症例2】高校生Bさんの場合
主な症状
- ドライアイで1日30回の点眼が必要
- 頻繁なまばたき(チックのような症状)
- 頭痛・めまい
- 受験勉強によるストレスと疲労
フジタ式首コリ整体の注目ポイント
- 高校生は施術への理解があり、スムーズに進行できる
→ (年齢や理解度によって施術の協力度が変わるため、説明の工夫も重要) - 胸鎖乳突筋まわりのコリや癒着を緩めることで頭痛・めまいがほぼ消失
→ (首周りの大きな筋肉の緊張が症状に直接関わることが確認できる) - 3回目の施術で点眼回数が「30回 → 数回」に減少
→ (血流改善や筋緊張緩和が、ドライアイや目の負担にも良い影響を与えた可能性) - 高身長ゆえに家庭内の設備が低く、首に負担がかかりやすい
→ (生活環境の影響も症状に関係していることがわかる)
アプローチ内容
- 首の横にある胸鎖乳突筋の緊張と癒着にアプローチ
- 枕は「低め」を推奨
- 洗髪や日常生活で首を下に向けないよう指導
経過
朝は何とか起きられるものの、受験生の影響で目覚めから疲れている状態です。
頭痛・めまい・ドライアイは大きく改善し、3回目の施術で点眼回数も「30回 → 数回」に減少しました。
今後の目標は、朝からの疲れを解消して一日を元気に過ごせるようにすること です。
首コリ・猫背の改善が回復への第一歩
今回ご紹介したお二人は、まだ途中経過ですが、
首コリや猫背の改善によって起立性調節障害の症状が軽くなる可能性が見えてきています。
引き続き施術を行い、克服の報告をできるようにしていきたいと思います。
フジタ式首コリ整体では、首のコリを丁寧に緩め、姿勢や生活習慣も含めてサポートすることで、
お子さまが学校や好きな活動に前向きに取り組めるよう支援しています。
起立性調節障害や首コリで
お悩みの方は、
西宮市にあるフジタ式首コリ整体にご相談ください。
✔️ 朝なかなか起きられない
✔️ 頭痛やめまいが続いている
✔️ 集中できず学校生活に支障がある
こうしたお悩みをお持ちの方に、
個別の施術や生活習慣のアドバイスで
サポートいたします。